音楽はそれ自体は目に見えないものですが、その音は色んなものを連想させてくれます。
景色、感触、匂い、感情、物語、、、人の数だけその答えはありますね。
音と音がある規則で連なったり、重なったりするとそれはメロディー、ハーモニーとなり人の心に届いていき、規則的な重なりや連なりはまるで彫刻や建造物のような美しさがあります。
音楽理論はその美しい規則を知る一つのきっかけでもある気がします。
今回は「ペダルポイント」というトピックを取り上げます。
計算された建造物のような美しさがありますよ。ぜひその美しさを味わっていきましょう。
今回のアレンジは前回のブログで取り上げた「4〜1弦を使ったコードフォーム 」
で学んだコードを使って演奏しています。
まずはご覧下さい。
それでは今回使ったコードを紹介します。
‖:D△7/A |C#m7/A |Bm7/A |A△7 :‖
前回学んだコードフォームが出てきてますね。
ただし全てのコードに5弦「A」の音が加わっていますね。
終始この5弦が鳴ってるといのが今回のポイントです。
このようにある音が一定の間ずっと同じ音で伸びている箇所の事を「ペダルポイント」といいます。
今回は一番低い音がペダルしているので、「ベースペダル」とも呼びます。
この「A」の音は親指で弾いて下さいね。それ以外の4つの弦は「i,m,a」の3本の指で
「1,2,3弦」、もしくは「2,3,4弦」を弾いて下さい。
如何でしょうか？
「A」の音が全体のサウンドをどっしりとした安定感のあるものにしてくれていますね。
基礎部分がしっかりとした建物みたいです。
その上で高い音が滑らかに動いている感じがあるかと思います。
ベース部分がしっかりと安定している事で、上の部分の動きがより印象に残ります。
このように、安定と変化のよいバランスが印象に残る音となっているんですね。
「ペダルポイント」はベースだけでなく、一番高い音がペダルする「ソプラノペダル」というのもあります。またの機会に紹介できればと思います。
まずは自分で弾いてみてその感じを掴んで下さい！
それでは！
♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬東京池袋、練馬、荻窪でギターレッスンを開講しています！
いつも聴いている音楽を自分で弾けたり、歌えたりしたら楽しいだろうな...。少しの工夫と気持ちで音楽をより身近に感じる事ができるようになります。
私自身がギター、そして音楽に触れて感動した経験を分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
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＜レッスン募集要項＞
・基礎からしっかりやりたい方の為に、基礎練習のやり方等を丁寧にお伝えしていきます。演奏に行き詰まりを感じている方は一度基礎を見直すとよいですよ。
・初心者の方も大歓迎です。ギターの構え方や弦の張り方等基本から学んでいきましょう！
・中級者以上の方には、ギターの弾き方と同時に練習へのアプローチの仕方、音楽の捉え方等、フィジカル練習以外の部分のアドバイスを行います。楽譜がなくても自分の耳や知識で音楽を演奏できるようになります。
～レッスン内容一例～
・初心者編 - ギターの持ち方、弦の交換、チューニング、基礎のコードフォーム、フィンガーピッキング、ストローク、音階練習
・経験者編 -
ボサノバやサンバの伴奏
クラシックギター基礎
音楽理論基礎(コードの仕組み、ダイアトニックコードの使い方、楽曲分析etc)
音楽理論応用(演奏への活かし方)
相対音感イヤートレーニング、耳コピのやり方
リズムトレーニング.....etc
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